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目的別で映像制作を最適化!「本音の映像制作」

映像制作の準備・考え方・比較など、作る前に知っておくと便利なTIPS集。

動画だけのPRはもう飽きた。これからは動画をツールとして使う時代

今は通信環境や動画配信サービス等のインフラが整ったので、動画でのプロモーションは一般的になりました。

さらにここ数年、SNSでの動画広告の普及が加速しています。

そして、動画を取り巻く環境はもう次のステップへ移り変わろうとしています。

BtoCだけじゃない!BtoB企業も必見!
営業やビジネスに動画を活用することの重要性。

これまでも何度か言ってきましたが、SNSやアプリの普及により、これからの動画に必要なのは従来のような「動画広告」ではなく、ターゲットを絞った上での分かりやすい「動画コンテンツ」です。

ここ数年、特に2017年に入ってからの相談やご依頼内容も、今まで多かったPR動画に代わり、営業活動用等の動画コンテンツが増えています。

ツールを使ってまで動画を徹底的に排除する。ユーザーの本音。

ネットはテレビのような受動的なメディアとは違い、ユーザーの目的により能動的に利用されるメディアです。

その中でユーザーが最も嫌うものは「本来の目的以外の情報」。
つまり、それが動画広告です。

皆さんは「アドブロック」といわれるアプリをご存じですか?
YouTube上でのディスプレイ広告やTrueView広告を非表示にさせるものです。そんなものを使用してまで、徹底的に広告を排除するユーザーも。

ネットでは、自分にとって価値ある情報やコンテンツ以外は当たり前に無視される傾向にあり、これまでのテレビCMのような「潜在意識への刷り込み」効果もあまり期待できません。

ネットユーザーに好意的に受け入れられる広告を作るのは難易度が高い上に、手間やコストがかかるのは目に見えており、実現できるのは結局、大手や一部の企業でしかないのが現実です。

手軽な広告媒体だった検索エンジン広告。それは過去の話。

それを裏付ける理由として、近年、ネット広告の出稿に大手企業が増えてきたことがあります。

GoogleやYahoo等の検索エンジンで検索をすると出てくる広告はご存知かと思います。
最もポピュラーなものは、「1クリックあたりいくら」という出稿費。
昔は1クリック1円からみたいなことを言ってましたが、今は1円では流石に表示すらされません。

テレビ離れが多く、ネット利用ばかりの世代に合わせて、出稿媒体も偏り、広告費がどんどん高騰。

テレビCMは作れないけど、ニッチなネット広告でがんばって宣伝していた中小企業を差し置いて、大手企業が1クリックあたりウン千~ウン万円という値段で競り合っています。

Googleは、自身が提供するクリック課金型広告「アドワーズ」のメリットとして、
「テレビCMや大型広告とは違って、クリック課金型広告は固定額ではなく、予算の予想や効果測定もできる。よってこっちの方が費用対効果がいい。」

という旨を挙げていますが、もう結構前から業種やキーワードによっては昔のようにテレビや紙媒体に出稿するのとほとんど変わらない状況になりつつあります。

  • 仕入れやシステム等の費用は固定なのに、広告費だけが競合他社の価格設定次第になるため毎回変動。
    ちっとも安定しない。
  • ネット慣れしたユーザーは当たり前に比較をするので、顧客一人当たりの獲得コスト(CPA)はどんどん上がる。
  • それを常に管理する人材が必要。

アドワーズに関してはGoogleの言うことを鵜呑みにするとCPAガンガン上がりますので、コンバージョンを目的とする場合は注意が必要です。
最近、広告の出稿コストが原因で倒産した旅行会社は記憶に新しいと思います。

そこで頭角を出したのが「ネイティブ広告」

ただでさえユーザーに懸念されがちなネット広告。

そこで近年、SNSなどで主流になりつつあるのが「ネイティブ広告」(ネイティブアド)と呼ばれる宣伝方法です。「いかに自然で、広告に見えない」ように広告を表示させるのがネイティブ広告です。

フェイスブックやツイッターのタイムライン上にさりげなく入ってくる広告や、記事を読み終えた後に出てくる「関連記事」「あなたにオススメ記事」というのも、ネイティブ広告の一種。日常的に目にしていると思います。

ネイティブ広告はこんな特徴があります。

  • 配信、出稿先を意識したコンテンツ的な内容
  • 動画の作りはシンプル
  • PRもさりげなく

つまり、SNSの利用が増えるにつれ、従来のCM動画や広告を作っても見向きもされず、反応が取れにくくなっているということです。

そのため、ユーザーを過剰に煽ったり、記事名だけ誇大表現する広告までもが出現し、「騙された」「タイトル詐欺」と逆に嫌われる要素を増やす。もうネイティブ広告はネイティブと言う割に身構えられる存在になっています。

SNS内で馴染むよう、いかに表現崩せるか、敷居を下げれるかのラインを見誤ると、攻撃対象になり一気に炎上するものも。

先日ネット広告代理店のキーマンから聞いたのですが、Yahoo!にもトピックスの閲覧数を上げるために巧妙なタイトル作りをする専門のチームが存在するそうです。
しかし現実は「最近タイトルや写真選定に悪意がある」というコメントであふれる記事が多いこと。でも、コメントするということは「既に釣られている」のでYahoo!にとっては万々歳です。

広告費ばかり掛かって反応が分かりづらい・・・
でもリアルな営業時のお客様の反応は分かりやすい!

今まで販促のためにやってきた

  • SEO対策
  • リスティング広告
  • ディスプレイ広告
  • TrueView広告

それに加えて、大きく広がりを見せているSNS広告。
出稿範囲が広がれば広がるだけ、費用はかさむばかり・・・

「インターネットなら安く宣伝ができる」

そんな時代は終わろうとしています。

Googleや広告代理店、マーケティング会社は、ちょっと都合のいい数字を公開しては「動画マーケティング」を猛烈にアピールしています。

このようなデータをよくよく確認すると、アンケート対象がそもそも一般ユーザーでないケースや、ネガティブな結果が出ないような質問になっていることもあります。猛烈なアピール活動が表面化している時は、客観的に判断しないと失敗するので要注意です。

さらに、最近よく耳にする「ネット広告や動画広告への出稿費が増大した。今動画広告は来ている!」というのも、冷静に見ると、先に述べたように大手企業がネット広告に本格参入した結果で、中小企業は広告費が潤沢な業界大手とはまともに戦えず、一筋縄ではいかない状況を作り出しただけに過ぎません。

動画の特徴を一番活かせるのが「デモンストレーション」
営業やプレゼンに強く、お客様の反応が分かりやすい!

ネット広告への出稿自体は年々増大している中、年々増えるネットの宣伝・広告費用に悲鳴を上げている企業も少なくないと思います。

特にBtoBを中心とした中小企業やメーカーの多くは、商品や取引先との性質上、ネット上での販促活動よりも、従来のアナログ営業に力を入れているところが増えました。

そういった企業が成約率を上げるために、今、動画を使った営業活動が活発になってきています。

営業向けの動画制作例

  • 小売りや既存の取引先向け
    →既存の取引先等に、事前に情報を与えることで、相手の反応を見てからの判断が可能
  • プレゼン用
    →プレゼン時間などが決まっている場合は特に有効
     時間をオーバーすることがないので、伝え漏れがない
  • 説明会(DVDでの配布も)
    →地方や遠方、短期間で数か所まわる必要がある場合、出張費や人件費のコストが削減。
     さらに業務効率もアップ

BtoB営業向けの動画の特徴

  • ターゲット(視聴者)が明確
  • CM動画のような抽象的なイメージ寄りではなく、具体的な内容
  • デモンストレーションなど、使用する様子が伝わりやすいもの
  • 構成や映像的には「シンプル」
    クリエイティブ要素よりも「見やすさ」「伝わりやすさ」を重視
  • 営業用だけでなく、ホームページの製品ページなどで幅広く使える汎用性が高さ

10年以上の実績があるから分かる
インターネットビジネスの移り変わり

弊所は10年以上前から、ネットを使ったビジネスで成功している様々な企業を数多く見てきました。
しかし、そうした企業はネットだけに固執せず、セミナーや直接営業等のアナログな手法も積極的に行っています。

弊所が長く関わってきたビジネスセミナーも、当初はネットを使った集客・販売方法の内容で主でしたが、最近は生身の人間やネット以外の媒体を使った昔ながらの集客方法へ移りつつあります。

ネットが普及しきった今、ただCM動画を作って公開するだけでは反応を得るのは難しい。
それをカバーするのは、直接人による営業や宣伝活動です。
時代はすでに一周しています。

これからは、今までのチラシやパンフレットといった紙媒体と動画を組み合わせることで、さらに営業効率をアップさせることが、必要になると感じています。

今後は動画CMの作成に力を入れるよりも、動画を「ツール」として活用し、コンテンツの充実を図ることが、営業効率アップや売上アップの鍵になってくるでしょう。

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