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リング・オブ・「パワー!」
先日のアメリカ・スーパーボウルの放送CMでついに!Amazon制作「ロードオブザリング 力の指輪」のティーザーが流れました~。
Amazonの社運をかけた一大プロジェクト。ジェフ・ベゾスも当日はこの予告編についてツイートし、おおいに話題になってました。
前々からニュースは聞いていましたが具体的な映像が流れたのはこれが初、全世界のトールキンファンが「ガラドリエル様おる!」「“ドゥリンの一族”ドゥリン!?」等々ざわめきまくりました。
と同時に「ファンタジーの世界にポリティカルコレクト必要なのか」論争も。個人的にはファンタジーの世界だからこそ、いろんな世界のいろんな肌の色のキャラクターがいてもいいじゃないと思いますが。トールキンの世界観では中つ国ふくめてエア様(イールヴァタール)が創生なされた「地球」なんですし・・・。
トールキン原作で映像化されている「ホビット」・「ロードオブ座リング」は中つ国の第三紀と呼ばれる時代設定になっています。
一紀は「シルマリルの物語」という名で小説という形になっていますが(神話世界のお話なので、映像化は“ロード~”以上に難易度ハイレベル)、今回のドラマは第二紀にあたる時代でそこに「トールキンの原作」は存在しません。トールキンの設定をもとにした、ほとんどがAmazonオリジナル脚本となります。
いわゆる「指輪物語」の「前日譚」と銘打っているのは正しいのですが、中つ国の歴史はそれはもう長く、二紀と三紀の間は約3千年。前日譚というにはあまりに昔々のおはなしだなあ・・・という気もします。(その長い悠久の時間をエルフは生き続けているんですが)
そんなわけで「ほぼほぼオリジナル」な部分に、一抹の不安を覚えるファンも少なくなく(笑)。
私もかのゲームオブスローンズが原作を抜いてしまって以降、S6あたり~ラストがあまりにガッカリな展開でつくづく原作者(原作)があるというのは大事なんだなあと思い知りました。・・・なのでこの「ほぼほぼオリジナル」には多少ひっかかっています。
一方で今までネトフリと比べてアマプラオリジナル制作の作品ではハズしたことがないので、そこは期待してもいいのかなー。
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