HOME本音の映像制作動画にお金と時間をかけるほど効果が薄れる。機会を逃さず効果的な動画を短時間で作るコツとは
目的別で映像制作を最適化!「本音の映像制作」

映像制作の準備・考え方・比較など、作る前に知っておくと便利なTIPS集。

動画にお金と時間をかけるほど効果が薄れる。機会を逃さず効果的な動画を短時間で作るコツとは

気が付けば今年もあっという間に12月。
ニュータイププロジェクトの2017年は、年間を通してバタバタと忙しい1年でした。

今年はいつもよりリピートのお客様が多く、6割程度。

一度動画を使ってみたことで自分達のターゲットがより明確になり、広い層に受け入れられる一般的なPR動画から、ターゲットをかなり絞り込んだ上での
シンプルな構成で、ズバリ訴えかける内容が多くなりました。

実際にお客様自信で動画を運用した結果から、自分達にあった動画の活用方法が深まってきたように感じます。

動画制作に対して企業の意識が変わりつつある中、今後はどのような動画が消費者に求められ、何が一番効果的なのか?
今年いただいた依頼内容を参考にご紹介していきたいと思います。

実は、動画制作に時間をかけることは、ムダ以外の何者でもなかった!

動画制作にどうしてもかかってしまうのが「時間」と「お金」です。
これは動画に限らず何にでもかかりますね。

特に「時間」においては、人件費を高騰させてしまうばかりか、時間をかければかけるほど、せっかくのビジネスチャンスを逃す原因にもつながります。
タイムイズマネー。消費した時間分の人件費、機会損失によるマイナス、どちらを取ってもなるべくムダは回避したいものです。

とはいえ、物を作る上で時間をかけることは重要で避けることはできないので、ようするに問題としては、「どの部分に時間をかけるか?」というところになります。

マーケティングの部分は今回はさておき、動画制作で時間が掛かるのは「企画」と「修正」です。

ここで補足として1つ。よく企画と構成が同じものだと認識している方がいますが、別ものです。
例えば、定年退職を迎えるお父さんをお祝いしようと、「サプライズパーティー」を開催しようと思いついたとします。これが企画。では、そのパーティーの流れは?何を準備すれば? この部分が構成という感じです。

構成については以前の記事でも紹介していますので、こちらをご参考ください。

本音の映像制作
動画の進行と完成度の「7割」がコレで決まる。「絵コンテ・構成台本」って?

「修正」に関してはご想像のとおり、修正内容が多ければ多いほど納期が遅れるというものです。
その修正ボリュームが多くなる原因の1つが、そもそもの「企画の甘さ」だったります。。。

あれもやりたい!これもやりたい!
やりたいことが色々出てきたら、一旦深呼吸して冷静に整理してみる

企画が甘いままだと「誰に対して、何を目的にするのか」という部分が定まっておらず、制作が進むに連れて自分の中の考えがブレはじめ、「目的を見失ってくる」「何を言えばいいのかわからない」「とりあえず、言えることば全て言っておく・・・」という、混乱が起きてきます。

わからない故にネットで情報を探してみたりして、変に影響を受けてしまったり、それに対して、つじつまを合わせたり、こじつけたりすると、ますます難解で言いたいことが伝わらなくなるという負のスパイラルに陥ります。

ではどうしたらいいのか。。。

それは「内容を複雑にしない」。
「シンプル」に考えればいいだけなんです。

言いたいことや伝えたいことはたくさんあると思いますが、それらを1つのものに詰め込もうとするから内容が複雑になり、それが自分にも、相手にも「伝わりづらい・分かりづらい」原因になっています。

それにシンプルに作るということは、制作スピードが上がり、せっかくのビジネスチャンスを逃さない!というメリットもあります。

このためには、動画を作る時は企画(誰に対して、何を目的にするのか)にしっかり時間を割いて、制作には時間をかけなのが重要ポイントになります。

え、ちょっと待って・・・・。でも、制作に時間をかけないって・・・手抜きがいいってこと?

お金と時間をかけて作った動画ほどコンバージョンが低くなる?!

みなさんは、動画は集客やコンバージョン達成(成約)のための「入り口として使える」と思ったことはありませんか?
しかし、それがそもそも「間違い」だとは感じたことはありませんか?

実際、WEB上で検索したときに出てくるのは「動画」ではなく「テキスト」です。たまに画像のサムネイルも出ますね。YouTube上で検索しても、検索結果は文字と画像。選択するまでいきなり動画が再生されることはありません。

選択後は再生前や再生中でも動画広告が勝手に流れるということはありますが、ユーザーが意図しない中でいきなり流れる動画広告は嫌い、せいぜいテキスト広告やバナー広告ぐらいが許せる範囲というのが本音ではないでしょうか。

もし、「動画は入り口だよ。」と思っている方は、テレビや街頭ビジョンのことを考えていたのではないでしょうか?つまり、WEB上にある動画は、テレビCMと同じ物だと考えているということです。

しかし、CMを入れるのを前提に構成されたテレビとは違い、WEB上で唐突に流れる動画広告はテレビCMよりも効果が薄いだけでなく、ユーザーに悪い印象を与えることにも繋がりかねないということを意識しなければいけません。

でも、中には動画を見るのが好きな人もいます。
そういう人達は何を見ているのか。

それは、動画コンテンツです。

そうなると動画の役割は必然的に「入口」ではなく、「出口」になる可能性の方が高いのです。

WEB上で動画が一番効果を発揮するのは、これまでテキストや画像だけでは伝えづらかった内容を動画ならさらに分かりやすく伝えられるという点を生かした「コンテンツ」としての使い方だと思います。

これはWEB動画が普及しだした当時、動画を使うメリットとして一番強調されていた点ですが、気が付いたら動画マーケティング会社の影響で「WEB動画=動画広告」というものにすり替えられている事が原因でもあります。

WEB上において、動画はクロージングしやすくるためのツールの1つであるということを忘れてはいけません。

成功のカギを握る「視聴者を意識した動画」とは?

販促を行う上で大事なことは、商品やサービスを利用することによって、消費者が抱えている問題・課題をどのように解決できるのか?という点を伝えることです。

みなさんも、わからなくて悩んでいる人に対して、難しいことや分かりづらい表現はきっと使わないでしょう。それは動画を使った場合も同じです。
分かりづらい内容や人によって受け取り方が変わってくる曖昧な表現を使うのは、混乱に混乱を重ねるだけで、正直得策とは言えません。

特にWEB上ではそうです。
無駄な演出、無駄な作り手の自己満足は、ますますユーザーの印象を悪くするだけです。

しかし、そういった内容も誰か特定の人に向けて発信した情報であれば、例え目にした内容が本人と無関係でも印象を悪くなることありません。
逆に本当に必要な人とうまくマッチングすれば、その効果は何倍にも膨らみます。
ここでもつまり、ターゲットを絞ったユーザー目線での動画を作れるかどうかが成功のカギと言えるでしょう。

ライバル会社に対抗するだけが良いとは限らない

「隣の芝生は青い」ということわざがあります。
これは人のものは良く見える例えです。

「競合相手が予算をかけて素敵なホームページを作った」
「かっこいい動画を作った」
「うちも負けずにかっこいいものを作ろう!」

そんな気持ちになるのは分かります。しかしそれが、本来の目的である集客や売り上げに本当に繋がっているかまで確認や分析はできていますか?

他社の動画やデザインを参考にする際は、自分たちの目標や目的が何なのかをはっきり決めた上ないと、見た目のかっこよさや作りこみ度ばかりを気にしてしまい、結果的に社内スタッフや担当者が大変満足するだけで、本来の目標は達成できない動画になります。

参考にするときは、見た目ではなく、その切り口や見せ方(伝え方)を意識しなければなりません。
言葉で伝えられない曖昧な表現(かっこいい、センス)というのは、人によって受け取り方が違いますので、「カッコいい感じ」を共有するために、肝心の中身についてのすり合わせ時間をおざなりにするくらいであれば、ゴールは遠いでしょう。

また、例え同じように動画やホームページを作ったとしても製品自体が別のものだとその演出を全く生かせないどころか、逆に安っぽく見えてしまう原因になりまねません。

だからこそ、自分たちの売りたい、アピールしたものに置き換えて、客観的に見ることが重要になります。

長く使える動画こそ本当のいい動画

以上のことから動画を作る上で重要なのは、まずは、

  • ターゲットを絞る
  • 内容をまとめる

その結果として、

  • 修正回数が少なく済む
  • 制作期間が短縮
  • 素早く納品できる

だから、ビジネスチャンスやタイミングを逃さない!
しかも「制作工数を減らすことで無駄な出費を抑えられる」と、メリットもとても多いのが最大の特徴です。

これは当然、WEB上での動画販促を行う際のことで、そもそもの戦略として、目的や目標によってすべてに当てはまるわけでは決してありませんが、大手ネット通信販売会社やITサービスなどもWEB動画でブランディングが成功している企業はいまだに存在していません。

そしてそれらの企業もWEB上での展開がメインにも関わらず、WEB広告ではなく、結局はテレビでCMを流している時点で、いかにテレビというメディアに影響力があるかということを実証しています。

このように予算をかけて大々的に宣伝できる体力があるのであれば、それも正解であると思いますが、ほとんどの中小企業や商材によっては難しいことがほとんどだと思います。

つまり、今の時代に必要とされる動画とは、抽象的だったり一般的なCMみたいなものでなく、今現在やっている販促や営業の底上げができる実用的な動画だと弊所では考えています。

また、そのような動画は結果として内容が「シンプル」になるので、その分2次利用もしやすく長期に渡って使用でき、制作コストも抑えられるため費用対効果も必然的によくなります。

特にSNSなどのネイティブ広告を打つ際にも非常に有効です。

ネット時代の本質は大手、中小、個人関わらず、誰にでもビジネスチャンスがあるというのが本質だったはずですが、気が付けば一部のコンサル会社やマーケティング会社の戦略に振り回されて、それまでのメディアや媒体と同じ、またはそれ以上に広告費が膨大に掛かってしまっているのが現状ではないでしょうか。。

しかし、そういった情報やイメージに惑わされず、自分たちにあった方法でネット上にある様々な「ツール」を適確に使いこなすことが成功の近道であり、効果的な使い方だと思います。

そして、それこそがネット時代の動画のあるべき姿だとニュータイププロジェクトでは考えています。

映像制作屋に聞いてみたいけど聞きづらい…!本音の質問にお答えします!
最新動画事例や、「実用的に使える動画」作りのポイントも盛りだくさん!

無料資料請求無料資料請求
映像・動画に関するお問い合わせ
NTPについて
ブログ 本音の映像制作 Google AdWords認定資格 NTPの制作方針 会社概要 スタッフ紹介