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セミナー会場の設備確認と下見の重要性について

2024.05.27

今年はセミナーや講演会の依頼を立て続けにいただいて、GW前後や来月もセミナー関連の撮影の予定が多く入っている状態です。

セミナー撮影の場合、ただ撮影する会場を確認するだけではなく、音声をクリアに収録するために、会場側へ音響設備を確認したりする必要があります。

あとセミナー撮影で大切なのが、撮影するカメラの位置の大半が会場の後方からとなるので、演者やスクリーンが参加者の頭に被らないように撮影できるか確認する必要があります。

大抵は前もって会場を下見しないかぎり、撮影当日まで状況が分かりませんが、ただ三脚を高くして上方から撮影しただけでは、状況によっては俯瞰気味になって映像的に違和感だけでなく、見づらい映像になってしまうケースもあります。

特に困るのがパネルディスカッションや椅子に座った状態で対談などをする場合、どんなにカメラの高さを上げても参加者の頭にかかる可能性があります。

さらにそのような状況の場合、撮影しにくいだけでなく、後方の参加者の方も前方が見えないので、そのようなセミナーを運営する際は、参加者のためにも会場側にステージを用意してもらうほうがよいでしょう。

前回行ったトークショーの収録の時も、お客様側は当初はステージやスポットなどない状態で収録をする予定でしたが、音声設備の確認等のこともちょうどあって下見することになったのですが、その際に上記であげたような問題を発見することができ、急遽、演者用のステージとスポットの追加、それにあわせて撮影用のステージも手配いただくことにしました。

頭の中だけでは発見しづらい課題も、下見をすることで発見でき、失敗を未然に防ぐこともできるという意味でも、下見は非常に重要です。

会場レイアウトや会場設備の設計上、実際の現場を見ないと気遣い課題もありますので、特に参加者が多いセミナーや講演会の場合は下見することをお勧めします。

撮影だけでなく、参加したお客様からもせっかく遠くから足を運んだにも関わらず何も見えないといったような不満を言われないためにも会場設備の確認や下見の重要性を知っていただければと思います。

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