HOMEブログ

プラマイゼロだった話

2020.08.27

今日はちょっと悲しかった話をします。

6月頃にクレジットカード会社からメールが届きました。
「おめでとうございます!あなたは当社のキャンペーンに当選しました。こちらをクリックしてご確認ください」というものでした。
怪しいです。これを馬鹿正直にクリックしたら最後、IDやらパスワードやら抜かれて最後は高額請求されてしまうに違いありません。
と一瞬身構えましたが、メールの内容自体には心あたりがありました。

確かに、私がいつも利用している某社のクレジットカード会社で「抽選で当選したカード利用者に、一ヶ月分の利用料金をカード会社がキャッシュバックする」キャンペーンがあったのです。以前から度々このキャンペーンは行われていて、そのたび私はカード会社のHPからエントリーをしていました。残念ながら今まで当選したことは一度もありませんでしたが。
「ああ、確かにこのキャンペーンにエントリーをしたな」と思い出しましたが、そうは言ってもやっぱり怪しいことには変わりありません。そのキャンペーンに便乗した詐欺である可能性だって大いにあるわけです。

なので、送られたメールからではなく、カード会社のサイトに直接アクセスしてみました。
マイページを開いてみると、受け取ったメールと同じ内容のメッセージが届いていて、本当に当選していたことが判明しました。やったーーーー!ラピュタは本当にあったんだ!

アマゾンなどでネット通販で買い物した分の支払いをこのカードで済ませているので、毎月数万円程度の支払いがあります。それが一月分キャッシュバックされるのです。というか、いっそ数十万の買い物をしていたらよかったのにな~~!

HPの「マイページ」から、いくらキャッシュバックされるか確認できるというので表示されたリンク先をクリックしました。

すると「キャッシュバック金額 0円」と表示されたのです。

0円……。0円?0円とは????

なんで?当選したのにどーゆこと!!!!
ページをよく読むと「4月分の全お支払い金額がキャッシュバックされる」とあります。確かキャンペーンの応募したのも、確か4月でした。それはいいんですが……いや、おかしいです。4月だってクレジットカードを利用していました。だから数万円の支払いはしているはずです。それが0円?私は4月の利用明細書を探して引っ張り出しました。

わかりました(あっさり)

私はこの4月頭に、イギリス旅行を計画していました。ところがご存じのようにコロナ感染拡大のため、3月頭頃には旅行を泣く泣くキャンセルせざるを得ない事態になりました。パックツアーではなく個人手配の旅行だったので、往復の航空券の払い戻し手続きを、JALの公式サイトから行いました。航空券を購入したのは1月頃で、やはり同じようにJALのサイトから予約を取ってクレジットカードで支払いを済ませたのです。往復で約14万円ほどでした。航空券は昔に比べて時期をうまく選べは大分安く買えるようになりましたが、今はとにかくサーチャージの比重が重いんですね・・・。
払い戻しの手続きは問題なく速やかに処理され、クレジットカードで支払ったので払い戻しもクレジットカード経由で引き落としの銀行口座に無事返金されました。
そうです。払い戻し手続きをしたのが3月、実際に口座に返金されたのは4月のことでした。
4月に届いたクレジットカードの明細には、毎月のカード支払いの金額とともに払い戻しされた分(明細にはマイナス14万円と表示される)があって、相殺された結果、約10万円の払い戻し金があったわけです。
つまり、4月のカードの請求は実質0円実質、「4月は支払いがない」状態になっていたのです。
そりゃあキャッシュバックしようにもできませんね。、だって4月は払い戻し金の10万円しかなかったんだから・・・。

そっかー。だから「0円」なんだ。

って、なんじゃあそりゃあああ!
ツイてるどころか、むしろあんまりツイていなかったことが判明。
ガッカリ度半端ないです。これ、もしかして、わざと当選させたんじゃない??キャッシュバックしなくて済むからって、わざと!

・・・・・・と穿った思いもありますが、仕方ありません。いや、まあ、別になんら損はしてませんし・・・・・しかしくやしい。キーッ
これを書いている今また、やりきれない思いでいっぱいです。

ところで、今回JALはHPでクリック一回で速やかに払い戻し手続きをしてくれましたが(ANAも同じだったようです)、他の海外資本の航空会社だとこういうスムーズな応対では済まないみたいです。
「返金はできないけど、次回の予約に使用できるバウチャーを配布しますね~」といった対応が多い様子ですね。
返金に応じているところもあるそうですが、電話でのみの受付とか、電話をかけてもつながらない、つながってもたらい回しにされるとか、そもそも日本語が通じない、などなど手続きが自体が大変なようです。
日本の航空会社はすごいんだなあと今回感心しましたが、現状はかなり深刻な事態を迎え大変だろうとも思います。
あーはやく気兼ねなく飛行機に乗って旅行に行けるようになってほしい!

月別アーカイブ


2016年8月以前のブログはこちら(外部サイト)
ブログ
映像・動画に関するお問い合わせ
NTPについて
ブログ 本音の映像制作 Google AdWords認定資格 NTPの制作方針 会社概要 スタッフ紹介