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「LAMB/ラム」※ネタバレ注意

2023.02.16

「どういう話???」「ホラー?」とざわつかせていた映画「LAMB/ラム」。
アイスランド・スウェーデン・ポーランド合作、主演のノオミ・ラパスが製作総指揮全編、ヴァルディミール・ヨハンソン監督の不思議謎映画です。昨年別の映画を見に行った際に流れた予告編で「なんじゃこりゃ」と気になっていました。

↑「禁断のネイチャー・スリラー」との謳い文句ですが、それが一番近いのかもしれません。「得体のしれないなにかがやってくる」冒頭から始終暗く不穏な空気が漂っており、映画はさいごまで不安感に満ちたままおわります。見終わった直後の率直な感想は「これ、なんだったん!?」でした。しょうもない感想で申し訳ありません・・・。でもたぶん終わった直後はみんなこんな感想になると思うのですが(笑)。
最近ではアリアスター監督による北欧ホラーのヒットもあり、そういったテイストの映画が静かなブームとなりつつありようですが、これはホラーというよりむしろファンタジックな雰囲気が強いですね。そもそも制作側もインタビューなどを見るとホラーとして制作している意図はないそうです。どちらかと言えば寓意的な幻想映画なのかな~・・・という感じです。
予告編であきらかにされているとおり娘を亡くした夫婦が、飼っている羊が産んだ頭が羊で体が人間の女の子を育てようとする話です。ここがこの映画のぶっとんでいるところなんですが。
夫婦は女の子にアダという名をつけて可愛がります。そう、このアダちゃんが可愛いんです(笑)。怖いというより「思ったよりぜんぜん可愛いね!」てなるので、姿が判明したときにちょっと「フフッ」て笑っちゃいます。
いろいろ冷静に考えると不気味きわまりないんだけどなんか羊ちゃんかわいいから情が湧いちゃうという気持ちもわかるよね(笑)ってなります。
ラストはまあまあ衝撃的ではあります。ラストまで是非見ていただきたいところではあるんですが、なんか・・・ちょっと面白いことになっています。

この映画、ストーリーとはまた別に背景のアイスランドの自然映像がすばらしいんですよね。夫婦の暮らしぶりもなんかどこかヨーロッパピアンハイセンスさがあってなんかいちいち画面がおしゃれなんです。それがまたファンタジック様相かもしているのかもしれません。映画の持つ不安感や不気味さよりも、妙な美しさが勝ってしまってちょっとそれがバランス悪い感がするんですが、でも欧州のハイセンスムービーとしてみるならなかなか良かったです。
あと犬が死ぬので犬好きはご注意ください。

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