HOME本音の映像制作「安かろう、悪かろう」は昔の話。どこの制作会社が作ってもあまり変わらないの・・?
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「安かろう、悪かろう」は昔の話。どこの制作会社が作ってもあまり変わらないの・・?

今回は、「映画「カメラを止めるな」から学ぶ、動画の費用対効果」の第2回目。

  • 1.低予算映画「カメラを止めるな」から
      動画制作を取り巻く今の状況を分析する
  • 2.「安かろう、悪かろう」は昔の話
      どこの制作会社が作ってもあまり変わらないの・・? ←今回はここ
  • 3.大枚をはたいて安心を買うのは大きな間違い
      「高いもの=いいもの」その根拠は?
  • 4.カッコつけたら逆に嫌われる今の時代
      見栄えより「共感」「リアル」が受け入れられる理由
  • 5.無駄な競争を避けて、高い費用対効果を!
      同じ土俵で相撲をしてはいけない相手とは?
  • 6.2019年これから重要になるのは「独自性」。
      コンテンツを大量に作るのが勝利のカギ!

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低予算映画「カメラを止めるな」から、動画制作を取り巻く今の状況を分析する

「安かろう、悪かろう」は昔の話
どこの制作会社が作ってもあまり変わらないの・・?

ちょっとネタバレになってしまいますが映画「カメラを止めるな」の中で
主人公であるフリーの映像監督が「安い」「早い」「質はそこそこ」
と自己アピールするシーンがあります。

このセリフに思わず笑ってしまった方も多かったのでないでしょうか?

「安い」「早い」「質はそこそこ」これだけ聞くと、あんまりいい仕事をしなさそうな上に、完成した映像もクオリティーが低そうな印象を持ってしまいます。

しかし、本当にそうなのでしょうか?

映画の主人公は「質がそこそこ」のものしか作れないから「安い」のか?

それとも「安い」予算しかないから「質がそこそこ」になってしまうのか?

その答えは人それぞれだと思いますが、ここで重要のは「早さ」という点です。

プロとして仕事をこなす場合、「早さ」つまりスピード感は非常に重要なポイントであり、どんなにいい物を作れる人であっても作業や仕事が遅ければ話になりません。

また、「安い」「早い」「質はそこそこ」このセリフをあらためて考えると、クライアントとして依頼先にクオリティーの高いものを求めた場合、「質は高いけど、高くて時間がかかる」可能性があるということをクライアント側は覚悟する必要が出てきます。

そういう意味では、一応プロとしてその道でメシを食っているのであれば、素人みたいに質が極端に低いはずはないはずであり、そこまで質が低くないのであれば、主人公はプロとして十分な能力を持っていているわけで、映画の中でもあったように、例え過剰な期待はなかったにせよ、クライアントのニーズを満たしているのであれば十分な能力なのではないでしょうか。

その証拠に、本編ラストで現場のことを何も知らない局内部の人たちは大満足な様子でした。

そしてここ数年、弊でも動画制作に対してお客様の意識は、年々「多少コストをかけてもいいから良い物を作りたい」という方向に変わってきています。

一般的にお客様は無意識に頭の中で「高いものは品質が良く」「安いものは品質が悪い」
「安かろう、悪かろう」という考えになる傾向があります。

しかしこの「高い物=良い」「安い物=悪い」という単純な判断は果たして正しいのでしょうか?

あらためて考えると本来「安い」ということは「消費者にとってうれしいこと」ではないでしょうか?

一般的な消費者の観点からすると「高い」というのはあまり嬉しくないはずです。

特に高額な商品を購入する場合などは、事前に商品を手に取ったり、納得したうえで商品を購入すると思います。

しかし、動画やデザインなどといった制作物を依頼する場合、完成した商品を購入するのとは違い、これまでの実績や営業マンの営業トークからしか判断する要素がなく、完成するまでどのような物に仕上がるか、依頼段階では分からないケースがほとんどです。

さらに突っ込んだ話をすると、依頼した業者が外注スタッフを使っているようなところであれば、クライアントが断った業者が実は依頼した業者の下請けだったなんて可能性も多々あります。

実は料金が高いのはクオリティーが高いからではなく、単に外注スタッフを使ってマージンが上乗せされているからだけというのが最近の動画マーケティング会社にはよくあります。

だからこそそのようなサービスを利用する際、単に「価格」だけで物の出来の良し悪しを判断するのは注意が必要で、クライアント自らがどの程度の予算で、業者に対し何を求めているのかというのを明確にしたうえで依頼する必要があります。

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