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ついにここも

2022.09.15

八重洲ブックセンター本店、2023年3月にエリアの再開発で営業終了へ

以前にも東京駅八重洲方面の再開発について触れたことがありますが、とうとうこの建物もなくなってしまいますね。

昭和のころは八重洲ブックセンターは大都会にある憧れの大型書店でした。売っている本自体ははどこで買っても同じなんですけどね(笑)、「丸善」や「八重洲BC」のブックカバーをかけた本を持っているのがカッコイイなんて思ったりした時代もありました。

八重洲BCは、他の書店となりたちが少々違っていて理系分野の文献を扱う書店が日本には少ないことから鹿島建設の創業家が私財をもとに作った書店なんだそうです。そういうアカデミックな雰囲気もなんかカッコイイ。あと、ここは喫茶室もひそかに評価が高いですね。私はレモンスカッシュが大好きでした。日本橋丸善の(ハヤシライスが有名な)カフェはちょっとお高い雰囲気で気軽にお茶する感じではないんですが、八重洲本店はドトールもあるし、そういう気軽さも良かったです。
建物も古くはなりましたが、デザインそのものは今もモダンで洗練された雰囲気があって好きな建物でした。
すぐお隣のドデカイ超高層ビル(区立小学校も中にはいるんだとか!)もヤンマーのビルもほとんど完成していますし、本当に八重洲の雑多な雰囲気がガラリと変わりつつあります。ここも43階建ての高層ビルになるそうで・・・。立派で強そうなビルだらけだと殺風景な感じもしますね。
神保町の三省堂本店ビルも現在建て替え中ですね。昭和の古いビル建築が好きなので、こうして東京からどんどんなくなっていくのが寂しいかぎりです。

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