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日本政策金融公庫の無料刊行物が意外に面白い
SNSを通じて知ったのですが、日本政策金融公庫が発行している無料刊行物
がなかなか勉強になります。
スマホですぐに実践できる、売上アップにつながる「料理写真」の撮影方法、工夫事例などを分かりやすく紹介した小冊子です。
と、あります。コロナ禍の緊急事態宣言による影響から、店舗紹介やテイクアウトメニューなどの宣伝・告知にインスタグラムといったSNSを活用する店舗が激増しています。私もそうした投稿をたびたび目にするのですが、例えばなにか取り寄せしたい・テイクアウトしたい、あるいは「どこにあるお店なんだろう」と思うようなお店のインスタ画像などでみても、「いまひとつ情報が足りない」となることが多く、あるいは「そもそも写真が美味しそうに見えない・・・」といった「なんか!惜しい!」と感じることがままあります。
某キルフェ・〇ンのような、もはや「美味しそうにみえないフルーツタルトの写真(“なぜかフルーツが臓物のように見える”などと揶揄されていたりも)」がバズりすぎて、有名になってしまう場合もまれにありますが、大体の場合、飲食店はそういった話題で有名になりたいわけではなく、率直に売り上げにつなげたいからやっているわけですよね。
↑この「売上UPにつながる 写真の撮り方ガイド 飲食店編」ですが、見栄えのよい写真の撮影方法といった技術的なTipsだけに注力していません。「写真を撮る前に考えるべきこと」から始まっているところが重要だと思います。
「売り上げに関する知識も重要」であり「新規顧客をふやしたいのか」「客単価を上げたいのか」で写真によるアプロ―チの仕方は変わってくる・・・等々。ここで内容の引用はできませんが、無料でダウンロード可なのですぐに誰でも読むこと可能です。お店のかたが自分でスマホ等を利用して撮影する前提になっていますが一番最初の内容などは、写真だけでなく動画を作ろうと思う際にも重要なことだと思いました。最近では「マインドセット」という言葉をよく聞かれますが、目的に対する心構えといった基本的なことは意識すべきですよね。
制作会社に相談するのも大事ですが、一番最初は、まず「何」を「どう」したいのかといった目的を深く掘り下げてみるのも大事な工程だと思いました。
ところでこの日本政策金融公庫の発行物、他には「SNS活用ガイドブック」など無料ながらいろいろと面白いものがあるんですね。勉強になります。
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